美容学生のためのワインディング講座

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上巻き

上巻きは慣れてくると下巻きよりもきれいに巻きにくくなりませんか?それは、体と違う方向にテンションをかけないときれいに巻けないからです。以下の点に注意してがんばりましょう!

※毛束を一枚の紙だと思ってください。ポスターを巻くときのように一箇所でもたるみが出るときれいには巻けません。


1.ペーパーをかませる時

・ペーパーをかませる時、ペーパーとパネルを持った左人差し指と中指は絶対に動かさない。

(大抵の方はここで動いているため、せっかくきれいにシェープしてもきれいに巻けません。イメージとして、パネルの上面は一枚の紙だと思って、その張った紙にロッドを巻きつけていくようにしましょう。)

・手のひらが手前に向くような形でパネルをつかまえます。

(間接が太く、指の根元にテンションが効かない方には特に有効です。)

2.ペーパーをかませた後

・ロッドがが左の指に当たるまでは、決して離してはいけません。

(左手は重要です。巻き込んだところからのペーパーをロッドに密着させるように左を沿わせます。)

・一回転半ほど巻き込んだら、テンションを 上へ 軽くかけてペーパーとパネルをすべらせます。毛先がペーパーとロッドの間から見えるところまで引きましょう。

(毛先の折れを確実になくす事が可能です。)

3.巻き込み時

・ピンと張った一枚の紙にロッドを巻きつけていくイメージで巻き込んでいきましょう。

(ペーパーをかませた後にテンションをかけたことによって、巻き込み中はさほどテンションはいりません。)

・両手親指で巻き込んでいくパネルの端と端をロッドに入れ込むように沿わせながら巻き込んでいくようにします。

(パネルの端のたるみを防ぎ、巻き収まりもまっすぐに収まります。また、ロッドの左右にテンションが均一にかかると、安定します。片方に力が入りすぎると収まりがななめになってしまいます。収まりがきちんとなるように平行を意識しながらやりましょう。)

・少し奥へ押すような感じで巻いていきます。

(巻き収まりで見えるのは奥の部分の毛束です。さらに言うならば根元数センチがポイントです。そこがきれいにテンションがかかっていれば仕上がりはきれいになります。)


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